質問があれば、確認して答えるようにしています。

できるだけわかりやすくまとめてみました。※加筆修正が多いのでご注意下さい。


Vol.30 【こんな質問が時々あります ~整列時の監督や主将不在時の代理について~(R6.3) 

 

Q:ユニフォームを着替えたら番号が変わってしまう場合の対応は?  

 

A:オーダー表にて変更する。(ただし試合途中は不可)


Vol.29 【こんな質問ありました ~ユニフォーム替え時のゼッケン~(県協会回答)(R3.12) 

 

Q:ユニフォームを着替えたら番号が変わってしまう場合の対応は?  

 

A:オーダー表にて変更する。(ただし試合途中は不可)


Vol.28 【こんな質問ありました ~サーブ失敗のシグナル~(県協会回答)(R3.12) 

 

Q:サーブがネットに触れずにネット下を通過し相手コートに落ちた場合のシグナルは?  

 

A:ネット下通過を手で示す。


Vol.27 【こんな質問ありました ~ネットプレー~(県協会回答)(R3.12) 

 

Q:ネットプレーについて、次のプレーはオーバータイムスか?

   1本目・・・Aさん

   2本目・・・Bさん → ネットにあたる

   3本目・・・Bさん → ネットにあたる

   4本目・・・Aさん → 相手コートへ返球  

 

A:オーバータイムスではない


Vol.26 【こんな質問ありました ~インプレー中の靴紐~(県協会回答)(R3.4)

 

Q:インプレー中にプレイヤーの靴紐がほどけた場合、主審はラリーを止めて靴紐を結ばせますか?  

 

A:ボールデッドになってから紐をむすばせる。(解説なし)


Vol.25 【アウトオブポジションの対応についての解説(愛知県協会)(R5.6改定)

 

いざ起きるとなかなか対応が難しいですね。解説です。


Vol.24 【こんな質問ありました ~メンバーチェンジについて~ (R1.7) 

 

 

Q:以下の様なメンバーチェンジの申請があった場合、審判団はどのようにすればよいか?

   ①両チームから同時に申請

   ②片方のチームのメンバーチェンジ中にもう片方のチームから申請

   ③同じチームから一度に二人の申請  

 

A:手順はVol.19と同じであるが、

   ①の場合は片方チームずつ連続して行う。ただし、線審はその都度持ち場に戻す必要は無い(時間短縮)

   ②最初に申請のあったチームのあと連続して行う。ただし、線審は同じく持ち場に戻す必要は無い

    基本的に最初に申請したチームの手順を終えてから、もう一方の申請をすることとしますが、

    申請されたタイミングで対応する。

   ③一人ずつ連続して行う

 

   ※いずれの場合も、違いがあるとすれば線審を配置につかせることなく連続して行うことである。


Vol.23 【よくある質問~~ノーカウントについて~~(R1.7)

 

Q:インプレー中にコート外からボール等が入ってきてプレイを止める時の吹笛は

 

A:反則では無いので質問が時々ありますが、ネット際で両選手がボールを押し合うなどして

   静止した場合や、ボール破損の場合と同じ原因シグナルとなります。

   これは、両チームのどちらによる原因にならずに試合が中断またはプレイが終わったものを

   すべて「ダブルファウル」と位置付けています。

   ボール侵入は外的要因で試合が中断されたという解釈です。

   したがって、ハンドシグナルは「ダブルファウル」とし吹笛種類は「二度吹き」となります。

   しかしながら、プレイ中の選手を止める時は、選手の安全を最優先とするため、

   主審が何度も吹笛するのも止む無しと考えます。

   その場合は線審も旗で、副審も吹笛と手を振るなどしてプレイをすぐに止める様に

   して下さい。

 (プレイに支障のないところのボール等の侵入は判断が難しいところではありますが。。)


Vol.22 【よくある質問~~整列について~~(R1.5)

 

Q:試合開始(最初)の整列は、選手全員並びますが、練習(1分間)の前に各コートエンドラインに並ぶ選手は、

  4人だけですか?選手全員でしょうか?
  また、試合終了直後の整列も、4人だけ?選手全員?

 

A:各整列の意味は以下のとおり
  ①最初に双方相向かいで整列するのはプロトコルといい、試合前の儀式儀礼

        (オーダー表、装備品等の確認、握手の励行、サーブ権の選択)をするため

  ②その後の練習前に整列するのは、両チームの試合を開始する宣言をするため。
  ③練習後の整列は、第1セットの開始を宣言するため。
  ④試合終了直後の整列は、勝敗が決まった宣言をするため。(②と同じ)
  ⑤最後のエンドライン際に双方整列するのはプロトコル(ここではセットカウント

        や結果の宣言と各チーム主将によるスコア確認署名)をするため


  よって、①②④⑤は全員、③は4人で整列する。

 ※審判手引き記載ページ・・・①はP.22  ②④はP.23

 


号外【審判ライセンス試験について(管理人考)】(R1.5)

 

新年度早々にA級ライセンス試験が、チャレンジ杯にて行われました。

受験者の方々、何か月も前から指導されてきた審判部の方々、お疲れ様でした。

年々試験の判定が厳しくなってきたこと、これまで見ていて感じています。

私自身も、既取得者も、今受験したらどうなんだろうと思うとともに、もっと練習しなきゃと痛感しました。

「判定の正確性」、「試合運営」、「審判団の連携」、「シグナルの正確性」、「吹笛」、「姿勢」

が試験判定されますことから、取得して終わりではなく日々練習していかないと厳しいです。

 

今回残念だった方も、試験までの相当な努力を見てきたので、あきらめずに再度がんばってほしいす。

合格された方も、これからは既得者と同じに選手からの信頼を失わないようにするだけでなく、

これからは大きな大会の審判をするだけでなく、審判技術を教えたりビーチの普及をしていく

こととなります。

 

今回の試験で受験者が、選手がボールを足で捌いていたのを注意していました。タイムアウト時のカゴをコート内に

入れていたのを注意した受験者もみえました。線審を呼んでフラッグをすぐに降ろさないようにお願いした受験者も。 

「判定」だけでなく「マナー」や「運営」、「連携」にも意識されていたことに感心いたしました。

競技スポーツを安全にかつ正しく、円滑にゲームを進行させることが審判員の役割でありとても大切なこととして

審判をされていたなと感じました。


号外【ライセンス受験と講習会受講について】

 

ライセンス試験、講習会(市町地区講習含む)が毎年開催されます

改正点の理解も含め、受験の有無にかかわらずビーチボール愛好者は積極的に参加

した方がよいかと思います。

毎年、たくさんの受験(受講)する方々と接する機会があります。

~言われたので受験する・・

~大会にライセンスが必要だからしかたなく・・

という理由の方もおみえです。

 

教わる側もそうですが、教える側も気持ちの入り方が少し違うかなと正直感じます。

 

ライセンスを持っていれば決して偉いわけではありませんが自身に自覚と責任が持て、

公平な土俵(コート)でより安全安心な競技が出来ます。

もちろん選手側と信頼関係が築けますが反面、問われることもあります。

選手としてコートに立ったとき、「判定やマナー」に対する厳格なものがより意識される

のかなと思います。

試合は戦い。。。そうですねその通りです。

でも切った張ったの戦いでもなく、威嚇暴言も全くいらない、

「戦い」ではなく「競技」なのです。

ビーチの精神でもある、「いつでもどこでもだれでも」という「楽しく安全に競技するもの」

であります。

多くの競技者がこれからもいつまでもそんな気持ちを心に持ち続けたいですね。

日々研鑽ですね。


Vol.21 【記録表について※一部追記あり(R1.6)

 

○こんな問題が解けるように慣れておいた方がよいかと

 

※記録表が新しい様式となっております。

 記録用紙とサービス順表が分かれました。

 副審は記録表とサービス順表を手に持って判定をします。

 

 サービス順表

第 1 セット   第 2 セット   第 3 セット
チーム名 チーム名   チーム名 チーム名   チーム名 チーム名
               
   
  T       T       T  
M サービス順 M   M サービス順 M   M サービス順 M
    1           1           1    
                           
               
    2           2           2    
                           
               
    3           3           3    
                           
               
    4           4           4    
                           
               
    5           5           5    
                           
               
    6           6           6    
                           
               
    7           7           7    
                           
               
    8           8           8    
                           
               

 

 

 新記録表

記    録    表
部門 男子 ・ 女子 クラス 歳以上
コート 試合 ゾーン
                                       
チーム名     サーブ順     チーム名
主将   〔       〕 1セット 〔       〕   主将
   
    〔       〕 2セット 〔       〕    
   
  〔       〕 3セット 〔       〕  
主審     副審
  〔       〕 ゲーム
カウント
〔       〕  
       
  日本ビーチボール協会審判部指定記録表  
   

 


Vol.20 【線審のフラッグシグナルについて※一部修正あり(R1.6

 

線審について(種類については審判の手引き参照)
 ・グッドは、各ラインの内側約1メートルの範囲は行うこと。
 ・ワンタッチ、アウトオブバウンズは必ずフラッグシグナルを行うこと。
 

 ・反則などのフラッグシグナルは、主審が認めなければ(気付かなければ)、

      シグナルを中止し、ボールデッド後に再度フラッグシグナルする。(ただし最終判定は主審)

  ※線審にボールが来ても逃げなくても良い。自分に当たればアウト。
  ※選手がボールを取りに向かってきたらもちろん逃げる。
 

 ・隣のコートからボールが入った場合は旗をふって知らせる。
  ※逆にこちらのボール・選手が隣のコートに行ったら、コートフリーの扱い

       となっていない限りは、ラインズマンは追いかける。

   隣のコートに入った時は、ラインズマンが旗をふって知らせる。主審が

      わからない場合は、隣のコートを指さして旗をふってもよい。
  ※その際、主審のハンドシグナルはワンタッチである。

 

 ・サーバーの反則(ランニングサーブやジャンピングサーブ)は

      主審とラインズマンが判定する。(副審はサーブのボールのネット通過を見る)

  反則があった場合は、ラインズマンはサーバーを手で指し旗を振る。

      ※主審が気づかなければ、一旦旗を降ろし、ボールデッド後に再度、旗振りと

      手を指すこと。
 

 ・ラインズマンは、フラッグシグナル行いながらも主審とアイコンタクトをし、

      主審が判定したらフラッグを降ろすのがよい。


Vol.19 【メンバーチェンジ※一部加筆修正あり(R1.7) 

 

○各審判の手順

 ・監督が主審に申し出る

 ・主審はハンドシグナルと吹笛(長)

 ・選手はボールを副審に戻す

 ・線審は副審の所へ

 ・交代は主審の横でサイドラインを境に、出る選手は内(ネット寄り)、

  入る選手は外に重なり合わずに立つ。

 ・副審は確認し変更を記録表に書き込んだら、主審に手で合図(吹笛なし)

       (肘を肩の高さで90度曲げ)

 ・主審は選手交代を指示(手をナナメ下に)

 ・線審は元の位置に向かう。

   ・線審がスタンバイ出来たら、副審は手を上げ吹笛(短)で主審に合図。

 ・主審の吹笛(やや長)にてボールインのハンドシグナル。


Vol.18 【吹笛の区別】(市講習会より)※一部追記あり(R1.6)

 

○吹笛の区別(4種類)

 ・長い笛~約2.5秒~

  (集合やコートイン、タイムアウト、チェンジコート、終了などの時)
 ・やや長い笛~約1秒~
  (ボールデッドのグッド、アウト、ワンタッチの時)
 ・短い笛~約0.5秒~
  (サービス開始時。他にも副審のタイムアウト終了や副審の記録表記入後の合図

      などでも吹く)
 ・短い笛~2度~
  (反則、ダブルファール)※タッチネットは副審も吹ける
 ※隣のコートの吹笛と混同しないように、出来るだけ強く吹笛すること。

 

○副審の吹笛について

 ・主審から見えない位置の反則を確認したときは吹笛する。

 ・主審も見える位置での反則については、ハンドシグナルにとどめる。

  選手よりそのプレーについて質問があった場合、審判団で協議のうえ判定する。

 ・主審の重大かつ明らかな看過による場合は吹笛する。(ただし両チームの選手も認識している反則についてとする。)


Vol.17 【試合の進行・その2(開始宣言~ボールイン)】 ※一部追記あり(R1.6) 

 

試合開始の宣言
 ・
主審は「ただいまより、AとBの試合を行います。」と宣言する。

       宣言後に握手の励行。

 

○トス

 ・サーブ権とコートサイドを決めるもので、主将しか選択ができない。(相談したり他の者が選択できない)

  大会によっては、前の試合などで行うのもある。
 ・ジャンケンで決め、勝ったチームからサーブ権かコートの選択権がある。

  ※相手チームにも必ずコートサイドの選択を聞くこと。

 ・「では始めます。」などの合図で入場。主審は副審と線審の間を通り、

       後ろから副審、線審と続く。

  ※選手は審判を追い越さない。(隣コート選手にぶつからない様に注意すること。)

 

○整列
 ・主審と副審の立ち位置は「審判の手引き」のとおり。

  ※必ずサービスラインからネットの間(ラインの方から)に主審から並ぶ。線審も同じ。
 ・両チームが整列をしたのを確認し、コートインの合図

○練習

 ・大会によっては練習をここで行うことが多い。

 ・ボールは副審が持って位置に立つ。

 ・主審は審判台に上がってから、主審のハンドシグナルにて、コート内にボール(練習)インの指示(笛なし)をする。
 ・練習時間(1分とか1本ずつとか)の指示は主審がする。

 ・練習が終わり、吹笛(長い笛)とハンドシグナル(セット終了シグナルとは違うので注意)でもう一度整列させる。

 ・整列後コートイン。(吹笛とハンドシグナル)

 

記録表とサービス順表の記載 ※新記録表が採用され、副審もサービス順表を手に持つことになりました。
 ・サービス順表に鉛筆が付いている場合はそれぞれの線審が記載するが、本来のルールでは副審が全てを記載する。

  ※注意事項・・・線審のフラッグはぶらぶらさせてるとみっともないのでやめよう。旗を巻き取り脇に挟むと綺麗です。

 ・記載する時は、副審とラインズマンが協力して声出ししながら記載する。(時間短縮に努めよう)※30秒以内

  ※各コートのラインズマンが読み上げた方が早い。

  ※記載の時は、間違えても消しゴムで消さずナナメ線で訂正する。(時間短縮&消しかすが床に落ちるのを防ぐため)

 

○配置・合図

 ・記入し終わったら、線審は配置につくため移動をする。

 ・副審は、記録表を足の間に置き、線審が配置につくのを確認してから、主審に吹笛(短)と合図をする。

 ・主審はサーブ権のある方い片手を差し出すようにして、吹笛(長)をにてボールインの合図(許可)をする。


Vol.16 【試合の進行・その1(確認・集合~開始宣言)】 ※一部加筆修正あり(R5.5)

 

○試合前の確認
 試合に先立ち、審判団でコートの状態をチェックする。
 ・コート内に物が落ちていないか
 ・ネットの高さが180cm保たれているか、緩んでいないか。試合前に直します。
 ・アンテナの高さはネットから80cmとなっているか
 ・審判台の位置が支柱からボール1個分空いているかどうか
 (※禁止事項・・・審判台の下にカゴを置くチームがあるが禁止する。必ず壁側に置くこと。)
 ・得点版の配置は良いか
 ・ボールの膨らみ加減は良いか(規定は、直径27cm±1cm)
 ・主審は対戦チーム、試合順の確認や、試合の注意事項の伝達をする。
 ・副審は記録表(新)とサービス順表、時計の装備の確認をする。

 ・線審は旗とサービス順表の確認をする。

 

○集合と整列
 ・審判団が配置につき、両チームが集合していない場合は、長めのホイッスルで集合させる。
 ・審判と選手の並び方は、整列の始めの位置は審判台のある方、主審はエンドラインに遠い方と覚える。
 ・サイドライン延長線から主審副審が並ぶので試合開始と終了時は選手はそこを空ける。

 

○開始(宣言)前の確認
 ・チーム名とユニフォーム・ゼッケンの確認(大会によっては規定の大きさでないと没収となります)
 ・選手のアンダーウェアは、同じ色・無地ならば形状が異なっても良い(半袖長袖の混在可)
 (ハイネック、Vネックの混在は良い。着用・非着用の混在も良い。)
 ・ビブス着用の場合、ビブスとアンダーウェアはセットとしてユニフォームとみなすので統一すること。
 (アンダーシャツの半袖長袖の混在はダメ。)
 ・両チームはこの時点で、1番または
2番(監督、キャプテン)不在の場合は代わりをする人から主審に申告する。
  ※代わりについては、番号の繰り下がりは不可。1番または2番を空きにすると試合中その権限を失う。

 ・手の確認をしますと言い、ひじから先の装着品が無いかどうかを確認する。(アームカバーは不可)

  ※やむなくテーピングをしている場合は、主審の許可を得なければならない。

  ※大きめのピアスや付け爪であったり、爪に石などの装飾品が貼り付けてある場合は、試合をさせることが出来ないので、

   その場で必ず指摘すること。
 ・頭にタオルを巻くのは禁止とする。(ヘアバンド等床に落ち難いものを

  ※試合中落下のおそれがあるものは、安全性に問題があるので禁止と考える。

 

○試合開始の宣言
 ・コートと選手が試合の出来る状態かどうかを審判団が確認したのちに、開始の宣言が出来る。

 ・主審は「ただいまより、AとBの試合を行います。」と宣言する。宣言後に握手の励行。

 

→その2へ続く~~


Vol.15 【ユニフォームについての基準と注意】 一部追記あり(R5.5)

 

規定(ルールブックP.8,9ほか)

 ・上衣は、色とデザインを統一しなければならない。

  異なるものを着用した監督と選手の出場を認めない。

  ただしメーカーの同じデザインの製品で製造時期でメーカーロゴが違うものがある場合は良しとみなす。
 ・ロゴで名前やチーム名がある場合、チーム全員が同じ場所に付いてないと同一とはみなさない。

  (※一人が名前やチーム名などのロゴが付いてない場合はダメということである。)
 ・ゼッケン番号は前後とも中央につける。中央でないものはゼッケンとは認められない。
 ・ゼッケンのサイズは、前は12cm~14cm、後ろは14cm~16cmとする。※それ以外は認められない。
 ・番号は1番が監督、2番がキャプテン、他の選手は3~7番までしか付けられない。※ゼッケンピン止め不可。

 ・半袖、長袖の着用については、同一の色とデザインであれば混在許可する。

 ・半袖着用時のアンダーウェアは同色無地とし、着用の有無の混在は可。

 ・ビブス着用時、アンダーウェアはセットでユニフォームとみなす。いずれも色とデザイン統一のこと。

 ・ビブスのゼッケンサイズも規定のとおり。異なるものは使用不可。

 

違反処置

 ・不正なユニフォーム着用のチームに対し、着替える時間を設ける以外は試合の没収の宣告をする

  (日本ビーチボール協会での決定事項)
  ※試合の没収については、看過することなく厳正に対処すること、と通達あり

 

○没収のタイミング(参考)※R5.5.27

 ・違反における試合没収の有効期限は、記録表に主審副審が署名するまでとする。

  


Vol.14 【審判の立ち位置】 ※一部加筆あり(R5.5)

 

○主審
 ・手は体の横に置き、ひざの曲げ伸ばしで目線を合わせる。
 ・やや攻撃側から見て、ブロックの手の位置に目線を合わせ、ワンタッチを見易くする。
 ・サービス時はサーバーの足・腕当全体をみる。(副審がネットインをみる)

 ※インプレー中にネットだけを見ていたり、意味なくネット際でひざを曲げる人が多く見受けられる。

  しっかりと試合全体の流れを見ること。

 

○副審
 ・足を肩幅程に開き、記録表を足の間に置き、サイドラインに平行かつ、主審と正面で向き合う
 ・線審と同じく記録板(記録表とサービス順表)を手に持って行う。
 ・主審がボールを目で追いながら試合の全体を見るのに対し、副審は主審の補助的な役割を担う。

  したがって3枚ブロック時は、主審は3枚目が見えにくいため、副審が見る。
 ・ネット際の判定は、やや守備側から見て、近い位置では、かなりダイナミックに、ネットの下段から上を見上げるようにして、

  タッチネットとオーバーネットを同時に確認できるようにする。
  ※タッチネットは守備側に多い反則で、着地時やブロックから振り返る時にタッチネットが多く有ることから、すぐにボールを追わないで、

   選手がネットから離れてからにすること。

 

○ラインズマン(線審)
 ・片手にサービス順表、もう片方にフラッグが基本姿勢となる。

  ※サーバーがサーブを打つ前にサービス順表でローテーションの確認をし、その後はサービス順表の手は降ろす。

 ・インプレー中は、ラインの角に立ち、ボールの落下位置に合わせ、一歩の距離で、サイド・エンドのラインが見られるようにする。

  (ボール1個分程空けて立つ)
  ※ただし、自身側のサーブの時は、エンドラインを見る必要はないので、サイドライン方向に向かって立ち、サーブのボールの落下点が

   見られる位置に立つ。
 ・ラインズマンは、サービス順表で両方のコートを必ず見ること。

 ・フラッグシグナル時は主審と目を合わせること。 


Vol.13 【審判員の装備品】※一部加筆あり(R5.5)

 

○ルールブック

○時計

 ・主審、副審が持つ。ただし、時間計測は副審が行う。

  (試合前の練習球1分、タイムアウト30秒、セット間1分)


○審判服
 審判福とは上下の服を指している。

 上着

  ・長袖と半袖がある。ワッペンをつける。

  ※半袖の場合はアンダーシャツを袖口から出してはいけない。裾は必ずズボンの中に入れること。

 ズボン
  ・紺色、黒色の無地を着用する。

  ※メーカーなどのロゴは入っていても構わない。スウェットは不可。デニム素材は推奨しない。
  ※主審副審はズボン着用、帯同審判も着用する。(大会によっては線審も着用としている。)


○笛(ホイッスル)
 ・笛は長管のものと、短管のものがあり、隣のコートと音を変えたりするために使い分けをする。

 ・メーカーも種類もたくさんありますので、自分に合ったものを選ぶとよい。
 ・チャレンジ杯、県大会、ジャパンカップなどは、コート毎に長管短管の使用が義務付けられる場合あり。

  ※愛知県は原則として、奇数コートは長管、偶数コートは短管を使用。

 


Vol.12 【ボールを蹴ることは絶対にダメ】※一部加筆あり  

 

ビーチボールは蹴ってはいけないことはもう、皆さんご存知ですよね。

以前はこの競技は足を使えないスポーツとして「蹴ってはならない」とは直に言えず、

「蹴るものではない」という進言程度に留めておりました。

しかし今は「審判の手引き」のP.21に

「ボールデッド中に選手が足でボールを処理する行為は禁止する」とあります。

ボールは足で処理してはいけないのです。サーバーが足でボールをすくいあげるのもそう。

バレーボールはインプレー中足を使うことは許されますが、

デッドボールを蹴る光景は社会人の試合では私は目撃したことはありません。

なのでビーチも同じです。

 

ところで・・試合中審判はどんなジャッジをするんだろう?と聞かれれば・・

チームの威嚇暴言等の「プレイに支障がでる行為」ではないものの、

野次とか不快な発言、ガム等をかむ行為など「競技者らしからぬ立ち振る舞い」

ということで「インターフェア」となります

※H30年度審判部会議、地区審判講習会にて、

蹴ったりボールを足で拾い上げる行為は「インターフェア」となる

旨の確認事項が出されました。普段の練習でも注意してください。 


Vol.11 【とっさに迷う判定についての質問】

 

Q 3回(人)目にアタックしたボールが味方の腰より下に当たりボールデッドとなった時、原因シグナルはどうなるのでしょうか?

A オーバータイムス

解説:4回(人)目のどこに触れようと、その時点でオーバータイムスとなります。) 


Vol.10  【審判考】

 

いよいよ審判試験が近づいてきました。

ビーチの競技になぜ審判が必要なのか、審判とは何か?

ちょっとだけ考えてみませんか?(真面目に書いていますので)

 

まず審判とはなんでしょう?

 

「(決められたルールで)競技を監視し、(得点を与え)優劣をつける。

「プレイヤーの安全性と充実の確保

円滑な競技の進行

を責務として任され行う。。

 

私が審判論にとやかく言えるものではありませんが、正しい定義はこうなるかと。

すべての判定について両対戦相手に公平であるということです。

しかしながら、公平性や質については常に問題がないわけではありません。

審判をやるからには、判定の質を向上させ自信を持って毅然と判定をやらねばなりません。

審判級やライセンス取得そのものが、「偉い」ということでは決してありませんが、

判定の質を向上させた結果として身につけるものであり、級の責任も大きくなります。

 

ビーチボールをスポーツ競技として、自分のクラブを、他のクラブを、大会を、見てきて思うことは、

審判に対するクレーム、意見

・度を超えた判定へのアピール

・副審や線審の主審に対する協調性

これらに残念な思いをする方も多いのではないでしょうか。こういった苦情や相談、意見が一番多いです。

私自身、第三者からの目線ではもしかしたら例外では無いかもしれません。

これらの行為は、審判を進んでやれなくなりますし、相手プレイヤーも楽しく出来ませんよね。

また観戦者もとても不快な気持ちになります。

 

・判定は競技者がすることではありません。

・クレーム、意見は言語道断です。

・プレイヤーは決して正しい位置と状況から見ているわけではありません。 

 

審判経験の少ない方が判定しようと同じことです。

主審、副審、線審それぞれが見逃していたとしても、見えなかったとしても、最後の判定は主審です。

その判定は「絶対」です。

ボールの静止や破損、他コートからのボールの侵入等以外に「ノーカウント」は絶対にありません。

たとえ判定に困ってもです。

 

大会でも、選手により判定がくつがえることはまずありませんよね。

選手がすぐ気持ちを切り替えないと、判定によって自身やチームの流れに影響が出ます。必ず出ます。

 

懸命にやっているプレイヤーにとって、納得のいかない判定はとても我慢なりませんが、プレイヤーは

審判員ではないのです。これを理解しなければいけません。

 

品位・・・余談ですが、ビーチボールを蹴る人がいますよね。普段でもボールデッド中でも。

私はそれが大嫌いです。言うまでもありませんが手で扱うスポーツだからです。

バレーボールのルールは足で返しても可ですが、インプレー以外でボールを蹴るバレーボーラーは、

まず見たことがありません。見る度に品がなく不快を感じます

私の尊敬する人は、蹴る人には「ビーチボールは蹴るものではない!」と誰であろうとその人を叱ります。

私はなかなか言えませんが。。

(参考:審判の手引きP.21 7.その他の規則 6 その他 ③ボールデッド中に選手が足でボールを処理する行為は禁止する)

 

話しがそれましたが、

 

競技者の技術の向上だけでなく、他所に行っても大会に出場しても恥ずかしくないような、好感のもたれるクラブに、

プレイヤーになる様、お互いに磨いていきたいですよね。

そして、選手も審判が出来てこそ、判定に対しての考え方がちゃんと出来るのではないでしょうか。


Vol.9 【意外とあった難しい判定】

 

Q 相手アタックをブロックしたボールが相手コートを落下しながら自コート床に図のように落ちた。[ア][イ][ウ]の判定は?

A [ア]と[イ]は相手(アタック側)コートにボールデットしたとし、「イン」の判定でブロックポイント。(※ハンドシグナルはインコート。)

[ウ]はアウトの判定でブロックポイントにはならない。(※ハンドシグナルはアウトオブバウンズ。)

解説:相手コートを空中で通過したが、判定のポイントはボールデッドした位置が自コートなのか、相手コートなのか、コート外なのかで判定するため。

 

 

 

→下図は、上から見た床落下位置を示す

  ※[イ]ネットの垂直下ラインを通過して

   いないから[ア]と同じ

 


Vol.8 【結構答えに迷う質問】

 

Q 1回(人)触れて自コート外に出たものはワンタッチの判定ですが、2回(人)以上触れて自コート外に出た場合の判定はどうなるのでしょうか?

A ワンタッチ

解説:自コート外に出たものはすべてワンタッチとなります^^/

(ただし4回の場合はその時点でオーバータイムスです)


Vol.7 【ネットの想像線についての判定】修正しました

 

Q インプレー時にネットの想像線上[B][C]または超えたボール[A]を処理した場合、[A][B][C]の判定は?

 

A アウトオブバウンズ[A]、インプレー[B][C]となる

解説:ネットの想像線をボールが超えた時点でアウトオブバウンズが成立。超えなければインプレーの状態。

また、その時点でプレイヤーが想像線を超えて処理した場合でも、あくまでボールが想像線を超えたかどうかで判定をする。


Vol.6【ライセンス試験は早めの準備を】※一部加筆あり

 

愛知県は5月にA級ライセンス実技試験、8月にBC級試験(実技学科)とA級学科試験です。

毎年各市町の地区審判講習会(6から7月)くらいから受験の雰囲気になるかと思います。

普段審判練習してない方は間際になってからでは難しいので、早めに練習しましょう。

普段の練習時に、積極的に審判練習して自信をつけるようにしましょう。

なんと車の中やお風呂、布団の中で吹笛の練習をされてる素晴らしい方もおみえです。

こんな方には心からエールを送りたいと思います。。。


Vol.5 【線審の立ち位置について】

 

①サーバーが打つ時の立ち位置です。

 ローテーションの確認をした後に、サーバーの反則、相手コートのサイドライン際の落下点を判定するための最適な立ち位置だからです。

  (エンドライン側を見なくて良いので)

②サーブ後のインプレー時の基本立ち位置です。

 コート全体が見られる位置ですね。

③サイドライン付近のボール落下点、あるいは相手の返球がアンテナの仮想延長線の通過を判定するためです。

 (すばやく正しい位置にセット出来る様、左足を一歩移動するだけです)

④エンドライン付近のボール落下点を判定するためです。

 (すばやく正しい位置にセット出来る様、右足を一歩移動するだけです)

☆インプレー中は、サービス順表を持つ手は下ろすこと。

☆フラッグのシグナルは、基本主審に確認してもらう意識で。ただし、インプレー中に主審が流したらフラッグを降ろすこと。


Vol.4 【ときどきある質問】

 

Q タイムアウトとレフリータイムアウトについて、違いや取り扱いがよくわかりません

A こんな感じにまとめてみました

             
    タイムアウト 備考(詳細及び許容範囲)  
   いつ? セット内 セット間  
   誰が?  各チームの監督  主審が   キャプテンは取れない  
   どうやって?  監督が主審に申請して認められた時  主審のハンドシグナルで    
   時間は?  30秒以内  1分以内   取ったチームが時間内に試合続行として戻った(セット間は両チームが整列した)場合はその時間  
   選手の
 制限事項は?
 コートを離れること※A  コートの中に立ち入ること※B  ※A やむを得ずコート外の監督・交代選手がいなく、カゴ等を取りに行く場合を除く
 ※B 運用上はコート内でも良しとしているが、逆に遠くまで行く選手がいる。あくまでもコート周辺にいることとし、審判団の目の届く処にいること
 
     コート外の人と話しすること※C  監督・交代選手以外の人と話すこと  ※C 監督(コート外)の助言を受ける場合を除く  
     コート内に外からの物(人)を入れること※D    ※D カゴ等のゲーム中に必要の無いもの(人)はコートの中に置いて(入れて)はいけない  
     第3セットの8点チェンジコートの直前     8点となった瞬間にタイムアウトによる試合中断ではなく、チェンジコートによる試合中断が優先されるから。チェンジコート直後は可能  
             
      レフリータイムアウト 備  考  
   いつ?    選手の治療(負傷による)、コート等の整備(コートの濡れやネットの不備等による)   主審は、迅速な処置による選手の安全を優先する目的で認めるもので、試合続行については優先しない。交代選手がいる場合は選手交代し、いない場合は、棄権の選択を促す  
   誰が?    主審  
   どうやって?  

 選手の治療の必要を認めた時

(基本的にまずチームからタイムアウトを取らせてから発令すること)

 副審の確認→主審のタイムアウトシグナル(吹笛)

 
   時間は?    主審が治療等に適当と思われる応急的な時間(ルール上は決めが無い)   大会主催側の決めとする  
   選手の
 制限事項は?
 目的以外の行為(水分補給等)をすること   相手チームも同じ  
   コートの中で治療等を行うこと   容態により移動が容易ではない場合を除き、治療の薬液等でコートの状態が試合に最良でなくなるのを防ぐため  
             

 注)救護役員のいる試合中の負傷治療等の扱いは、大会主催者に委ねる

 


Vol.3 【よくある質問】

 

Q 審判ライセンスの受験資格について、R1にC級を取得した者はR3にB級を受験出来ますか?(市協会員より質問)

A 出来ます

解説:「日本ビーチボール協会 審判員規定第2章(受験の資格基準)第6条第2項・・・B級審判員の試験を受けることができる者は、C級審判員の資格を取得し、2年以上の審判実務の経験を有し、かつ、加盟団体の長から推薦のあった者とする。」とあります。(確かに判りにくいですよね。)わかりやすく言うと・・・C級取得後2年目の方で所属協会の推薦があれば受験が認められるということ。実務経験はC級合格年度も今回B級受験年度もカウントするということです。(毎年各協会に案内があり、おそらくそこにも記載があると思います。)


Vol.2 【ホイッスルについて】

 

長管と短管があります

コート毎に使い分けます。理由は、隣のコートの吹笛音と同じだと選手が聞き分けにくく迷うからです。

愛知県はチャレンジカップと県大会は、奇数コートは「長管」、偶数コートは「短管」としています。笛は人により好き嫌いありますし、相性もあるかと。

短管には笛の中に玉があるのと無いのとあります。

玉があるのは、唾液でくっつく時があり、とんでもない音を出してしまう恐れがあるので、こまめに笛をハンカチに押し当て防ぎます。選ぶ際は実際に吹いてみて、音が漏れる様なものは避けたほうが良いのかもしれません。

(持論ですが、笛は使う毎に自分に馴染んでくる、そんな気がいたします。)

私のこの長管は、ビーチをやり始めて2度目に購入したものです。(スポーツオフで未使用品の半額だった覚えがあります。)最初に買ったのはダ○ソーの100円のやつで練習してました。(自分に合う笛が見つかると良いですね^^。練習すればどれでも吹けるはずですが。。)

重要なのは2つ!

☆3種の音の長さと、2度吹きの使い分けが出来るか。(別の機会に書きます)

☆エンドラインまで聞こえるか。

理由はインプレーの選手を、「ボールデッド」と「反則」と隣コートからの「他ボールの侵入」などで中断の吹笛をコート内の全選手に速やかに知らしめる為だからです。

吹笛の種類で難しいのは「2度吹き」。

私はほんとに下手っぴでしたので、布団の中や車の中で練習しました。「馴れ」と「コツ」というけど、そうかもしれませんね。

まずはご自身が、クラブ練習で積極的に吹いてみましょう。


Vol.1 【記録表について】

 

 サーブ兼の欄はあらかじめトスを先に行い記載されている大会もありますので、大会毎に合わせてください。

 得点欄は、各セット終了時に得点板を見て記入するわけですが、必ず得点係に記入後合図を送ってください。

 でないと、得点係はずっと待ち続けます(笑)。

 サーブ順のところは、各セット最初にサーブを打つ欄に、わたしは予め鉛筆で薄く丸囲いをしておきます。

 そうすればうっかり記載ミスは減るはず!

 あと、間違えて書いた時は、消しゴムで消しません!消しカスが床に落ちるし、時間がロスしますので、

 鉛筆でナナメ線を入れて修正しましょう。

 いかに正しく、早く記入するか・・・線審と声だししながら、協力し合ってサーブ順表を仕上げることです。

 ※ここで副審線審はちょっとだけ信頼関係が生まれます!^^/

 副審は記録表とサービス順表を手に持って確認しなければいけませんから、大きな字で書くようにしましょう!

 (でないと試合中ずっと見続ける姿となります^^;)

 T(タイムアウト)の欄には、取ったチーム側のところに○などの記入。

 M(メンバーチェンジ)の欄には、サーブ順に書かれた番号の隣に交代後のゼッケン番号を記入してね。

 タイムアウトは30秒、セット間のタイムは60秒。副審が時計にて計測し、時間となったら主審に合図。 

 ただし、タイムアウトは、取ったチームが時間内にコート内に配置すれば、その場でタイム終了となります。

 ※「円滑な試合進行」を念頭に。です。